完全自動化による売買
IFD(イフダン)注文とOCO(オーシーオー)注文を組み合わせたのがIFO(アイエフオー)注文です。 最初の新規買い注文を入れる時点で、「利益確定売り注文」と「損切りの売り逆指値注文」を同時にオーダーできます。 つまり、IFO注文を入れる際に、新規買い・利益確定指値・損切り逆指値の三つの数値を入力することにより、あとは放っておいても自動的に望みどおりの価格で利益確定または損切りが執行されることになります。 これぞ、完全自動売買システムの神髄です。
IFO注文例
上昇トレンドの波が来ると予想して、1ドル=100円になったら買うという注文を入れました。同時にロスカット(損切り)は99円(売り)、リミット(利益確定)は102円というIFO注文です。この場合、1ドル=100円になった時点で注文が約定します。そして、1ドル=102円になった時点で自動的に売りが約定し、ロスカット用の99円で売りという注文は自動的に取り消されます。その場合は、2円の利益が確定されることになります。
逆のケースでは、1ドル=99円になった時点で売り注文が発動され、102円の売り注文は自動的に取り消されます。この場合は、1円の損失が確定されることになります。
このようにIFOは、最初に指値で注文を入れ、それが成立すれば利益確定(リミット)と損切り(ロスカット)を同時に設定することが可能なのです。